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受験のときは神頼みあなたも知っている天神さま
こんばんわ
めぐる@神社めぐりナビゲータ です
天神さまは皆さんにもなじみが深いと思います
天神さまは、平安時代に活躍した菅原道真公を
おまつりする神社です。
学生時代を思い出すと
受験の時はとにかく神頼みということで
近所の天神さんを参拝された経験があるかたも
多いのではないでしょうか
道真公は英知に秀でていたことから、
学問の神さま(学問成就・合格祈願)として
信仰を集めています
東京では湯島天神さんが有名ですね。
道真公は平安時代の学者で、京都で右大臣という位まで
上りましたが、当時の実力者であった藤原氏の陰謀で失脚し
遠く大宰府(現在の福岡県太宰府市)に左遷されて
失意のうちに59歳にして亡くなりました。
ちなみに亡くなったのは誕生日と同じ2月25日だそうです。
そして菅原道真は大宰府へ出発する前に
自宅の梅の木を眺めて
次の和歌を詠んだことが伝えられています
「東風(こち)吹かば 思い起こせよ 梅の花
主無しとて 春を忘るな」
(春の風が吹いたら咲いて香りを届けておくれ。
梅の花よ、主人が居なくなっても春を忘れないでくれよ)
めぐる@神社めぐりナビゲータは
国語でならったのか歴史でならったのか
定かではなくなりましたがこの歌をなぜかよく覚えています
無念のうちに九州で亡くなった菅原道真のなきがらを
運んでいる牛車が途中にあった「安楽寺」の前で
突然動かなくなります。
その場にいた
菅原道真の弟子 味酒安行(うまさけのやすゆき)は
仕方なく遺体をその場に埋めて祠を建て、祀ることにします。
これが北九州にある 太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)
の起こりだそうです。
菅原道真公は死後、天変地異を起こしたり、
関係者にことごとく取り憑いて祟ったりする
強力な怨霊となったと伝えられていますが、
このような怨霊を「御霊(ごりょう)」と言います。
京都にはこの御霊を鎮めるための神社や寺院が数多く存在し
中でも有名なのが「上御霊神社」と「下御霊神社」です。
道真公が亡くなった後、そういった事情で
京の都でもお静まりいただくために
手厚くおまつりしたのが、
北野天満宮の始まりだということです。
当初の「北野天満宮」は「学問の神様」としてではなく
むしろ「御霊」「雷神」として祀られていました。
つまり北野天満宮 や 太宰府天満宮 は菅原道真の
御霊を鎮めるために建てられた神社
という性格であったわけです。
天神さんで
「どうか『○○校』と『××校』と『□□校』にも合格
出来ますように」などと調子に乗って
書いてある絵馬を見かけると
本命はせめて1コだけにしとかないと、
これじゃ道真公のお怒りに触れてしまうのではと
心配になるのは私だけでしょうか
●今日の神社●
湯島天満宮は
東京メトロが便利ですね
梅の季節はかなり混雑もします
東京メトロ①湯島駅 (千代田線) 3番出口徒歩2分ほど
東京メトロ②上野広小路駅(銀座線) 徒歩5分ほど
東京メトロ③本郷3丁目駅(丸の内線) 徒歩10分ほど
JRなら ④御 徒 町 駅(山手線・京浜東北線)徒歩8分ほど
都営地下鉄⑤上野御徒町駅(大江戸線)A4出口 徒歩5分ほど
[所在地]
〒113-0034
東京都文京区湯島3-30-1